KK音楽弾という名前
バンドをやると決めたは良いが、次に僕らは名前を考えなければならなかった。これには様々な候補が挙がり、選ぶのにも苦労した(笑
杉 (黒板に)「通学団」
平・志 「つうがくだん?」
杉 「チャリ団と読む。」
これは非常にウケが良く、最終選考まで残った。
次が
杉 「俺らって桃花台組だから…桃…ピーチ…『桃花台ピーチ団』?」
(自転車通学は春日井方面と小牧方面とに分かれており、
小牧方面の人を途中の町の名前を取って『桃花台組』と呼ぶ。)
これもいろんな意味でウケた。
その後も『桃花台ピーチ団』は変化を遂げ、『桃花台桃色団』や『小牧ピーチフル音楽団』なんてのもあった、気がする(ぉ
そして次
平 「愛知県だから。。。『中京スカパラダイスオーケストラ』」
(全員爆笑)
しかし後日僕は気づいてしまった。 …オーケストラではないということに(爆
そして決定稿の、KK音楽弾。杉浦氏の考案で、実は結構正当な理由があると思う。
まず、『KK』。とにかく地域色を出したかったということからきている。もちろん「江南・小牧」の意味!
『音楽弾』
弾の字違うよと何回も言われたがこれでいいのだ(笑
杉 (メール)「偉大に聞こえるから音楽弾でどうよ」
志 「音楽弾? あえて弾?」
杉 「『弾』で。団じゃ普通すぎる」
そしてこの名前は全員一致で採用され、2年間バンドの看板として掲げられた。何故だか『弾』の字に異様な誇りを持って。
≪追記≫
その後、三年目に入ったKK音楽弾は、ドラムの導入・楽曲の本格化を期に「バンドらしい名前に変えないか」と論議。
ネームメーカー杉浦氏が『KK・BAND』という新案を打ち出した。
やはり名前の偉大さは保ちつつ、またわかりやすい名前、という事だそう。
いつのまにかこの案は決定稿となっていた。
―――『音楽弾』を大変気に入っていたらしい平良氏は名残惜しそうだったが
こうして、このバンドは『KK音楽弾』という大きな看板をリフォームし、新たに『KK・BAND』として活動を続ける。
人はこのような変動が終わった後、こう言うのである。
マネー成(略
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